1. 新機構の採用
フィルムのセットアップからテンション制御/流れ機構/製袋機構/ノッチ(切り込み口)機構/カッター機構/排出機構に至るメカニズム全てに新しい機構を採用。標準装備機能を充実させることにより汎用性を高め、最も多く運用されている包装スピード(15m/分)を中心に最適化を図った設計をし、多くの粘体・液体充填包装に対応しています。
2.導入コストの低減
今まではユーザーの仕様に合わせた新規の設計や装置のレイアウトに時間がかかり、それに伴う費用が付加されていました。そこで本機では標準装備を充実することで規制的要素を多く含み特殊設計を極力省くことにより、時間と費用の低減化を実現しました。
3.ライン化への対応
現在、省力化が進められている中で、本機の新機構は年々増加するライン化の需要にも対応し、製袋充填包装後の処理がしやすいレイアウト(カッター下に大きなスペースを確保)になっています。さらに、メンテナンスしやすい本体レイアウトを可能にしました。
4.多列化への対応 少容量製品であれば4方シールの多列化も可能です。 製品幅×列数+両サイドスリット幅の合計が150mm以内であれば、 多列化をお薦めします。包装スピードを落とす事は、包装条件を広くする事に繋 がります。 製品の綺麗な仕上がり、そして多列化による生産性のアップ(包装速度×列数) が図れます。 <多列化の条件> ・包装形態:4方シール ・充填容量:1〜10cc程度 ・製品幅:外寸は36mm以上 ・両サイドスリット幅:8mm以上 ※詳しくは、ご相談下さい。 |
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充填物 | 液体・粘体 | |
包装形態 | 3方シール/4方シール (シングル/ダブル) | |
包装能力 | 500袋/分(最大機械能力) | |
充填容量 | 1〜350 cc/パック | |
※充填容量の計量範囲は「充填物の物性」と「供給装置」により異なります。 | ||
製袋寸法 | 幅 | 25〜150 mm |
長さ | 40〜200 mm | |
ロール段数 | 3 | |
フィルム | 幅 | 50〜300 mm |
最大巻径 | 500 mm以内 | |
フィルム送り量 | 30 m /分 (MAX) | |
※実際の充填速度は、製品ピッチ・フィルムの素材・充填物の物性等により異なります。 | ||
使用電力 | 主モータ | 4.5 KW(合計) |
ヒータ | 単相200 V 1KW×4本 | |
合計消費電力 | 8.5 KW | |
※充填ポンプその他オプションの選択により使用電力が異なります。 | ||
エアー消費量 | 300Nリットル/0.4〜0.5MPa | |
機械本体寸法 | W1,540×L1,240×H2,200 mm | |
機械重量 | 約850 kg |
(注意)
1.包装能力・充填容量・包装寸法は、オプションの選択により異なります。お問い合わせ下さい。
2.横シール幅により製袋寸法の長さ範囲が異なる場合があります。
3.実際の充填速度は、フィルムの材質・充填物の特性等により異なります。
4.充填容量の計量範囲については、「充填物の粘度」と「供給ポンプ」により決定されますので、ご相談下さい。
5.ポンプやオプション類の仕様により、合計消費電力が異なります。